神奈川県の地域の介護事業者が多く加入する組合の特性を生かし、「介護予防のノウハウの広域化」を展開しています。
※令和5年9月より、運営団体を当組合(JAMAC)から一般社団法人日本ウエルネスライフ協会へ移して活動を続けています。
当事業は、日本アジア人材開発事業協同組合の副理事長である社会福祉法人 寿考会 里山 樹理事長が、「介護予防」に着目し、地域の健康づくりシステムについて、筑波大学大学院
人間総合科学研究科 教授 久野 譜也(現 株式会社つくばウエルネスリサーチ)監修による「ウエルネスマネージャー資格」を取得し、学ぶことで二宮町に事業を提案。
それが認められ、平成16年6月1日 二宮町より高齢者健康増進教室 「ころばん塾」を事業受託し、約40名の方(20名2組)からスタートしたことから始まります。
いままで「施設に限られていた高齢者福祉を地域に広げ、福祉そのものを限定された人々へのものから不特定多数の方々へのサービスへと転換を図る」という目標を掲げての小さな一歩でした。
運動メニューは、高齢者介護の経験を生かし工夫。認知症予防も意識した内容になっています。幸いに参加者も200名以上が、二宮地区で参加しています。
平成18年度の改正介護保険法では「介護予防」が大きく前面に打ち出され、超高齢化社会を迎え、地域でより効果の高い介護予防を実現するために、地域とのつながりを維持し、互いに支え合える仕組みを目指ざし、また、地域の方々の「通いの場」として塾を運営してゆきたいと考えています。
会費は月3,000円で、週に1度、月4回の活動です。
以上の4カ所で、合計9クラス開催しています。
毎週延べ200人近い参加者が訪れています。
施設入居者の方も参加されていますが大半は地域の住民のみなさんです。
約2時間、休憩を挟みながらテンポよく進むレッスン。
音楽に合わせてリズミカルに、おしゃべりもしながら、にぎやかに楽しく。
70〜80%の力で体を動かすのがポイント。
3カ条は、
「頑張らない」「やり過ぎない」「とにかく続ける」
です。
参加者からは
・「風邪をひかなくなった」
・「おっとっと、踏ん張り、転ばなくなった」
と健康面の成果もあれば、
・「わきあいあいで楽しい」
・「サークルみたい」
と、弾んだ声も聞かれます。
みんなこの教室で知り合った人たちです。
「住民の健康増進」と「地域のつながりづくり」に欠かせない教室になっています。
TEL 0463-24-2200
(平日 9:00〜17:00)
FAX 0463-24-2900